【京都】着物のサイズ直しはどんなことができる?帯の種類も解説
京都で着物のお直し・クリーニングなら和衣庵
着物のお直しでできること、帯の種類をご紹介!
京都で着物のお直しのご依頼なら、和衣庵へお任せください。着物のお直しには、「サイズ直し」と「仕立て直し」があります。お直しを依頼する前に、それぞれの違いとどのようなことができるのか知っておくことが大切です。この記事では、サイズ直しに関する知識と、着物の帯に関する知識をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
着物のサイズ直しと仕立て直しって一緒なの?
直線裁ちで作られている着物は、ほどいて縫い直すことが簡単にできます。そのため、若い頃に作った着物も、体型に合わせてサイズを直し着続けることができるのです。
着物のお直しには「サイズ直し(寸法直し)」と「仕立て直し」があります。
着物のサイズ直し(寸法直し)
着物を仕立てるときには、細かくサイズを測ります。測った場所ごとに部分的に調整することを「サイズ直し(寸法直し)」といいます。
身幅・身丈・裄・袖幅・袖丈・褄丈・抱き幅・衽幅・衿幅など様々な箇所を調整でき、どのような体型の人にも合わせてお直しすることが可能です。
例えば以下のような場合は、サイズ直しが適しています。
- ・昔に比べて体重が増えた
- 身幅を調整することで美しく着こなすことができ、着心地もよくなります。
- ・背の高い孫に着物を譲りたい
- 女性の場合、身長差が5~6cmほどなら「おはしょり」で調節できますが、それ以上ならサイズ直しをおすすめします。
着物の仕立て直し
仕立て直しは、着物をすべてほどき、反物の状態に戻してから作り直すことです。洗い張りをしてから仕立て直すので、反物の風合いが蘇ります。
サイズを変えることはもちろん、全く別の仕立てにリメイクすることも可能です。例えば以下のようなことができます。
- ・成人式で着た振袖を訪問着にしたい
- 長い袖をお直しして訪問着に仕立て直せば、幅広い場面で長く着ることができます。
- ・振袖を子どもの祝い着に
- お母様の訪問着を、お子様の七五三のお祝い着に仕立て直すこともできます。
他にも着物からコートや羽織、帯に仕立て直せるため、大切な着物を色々な形で活用することが可能です。
サイズ直しも仕立て直しも「仕立ての方法」や「着物の状態」を見極める知識や技術が必要です。まずは専門家にご相談ください。
名古屋帯と袋帯の違いを知ろう!
帯には比較的カジュアルな「名古屋帯」と、フォーマルなシーンで使うことが多い「袋帯」の2種類があります。
名古屋帯は大正時代、名古屋女学校の創立者越原晴子氏が「できるだけ簡単に締められる帯を」と考案したのがはじまりだといわれています。
袋帯は古くからあった「丸帯」を軽量化したものです。「二重太鼓結び」といったフォーマルにふさわしい結び方ができるのが特徴です。
名古屋帯と袋帯の違い
- ・形状の違い
- 袋帯はその名の通り表と裏の2枚の生地を縫いつけた袋状になっています。一方で名古屋帯の形状は様々ですが、手先からお太鼓の手前までが半分の幅になっている「名古屋仕立て」が一般的です。
- ・長さの違い
- 名古屋帯と袋帯の大きな違いは長さです。袋帯の長さが約4.3mなのに対して名古屋帯の長さは約3.6mです。短い名古屋帯の方が軽く、帯を締めるのが簡単という利点があります。
- ・柄の違い
- 名古屋帯の柄は、以下の通りバラエティ豊かです。
- お太鼓柄→柄がお太鼓と胴の部分のみ
- 全通柄→帯全体に柄が入っている
- 六通柄→全体の6割に柄が入っている
一方、袋帯の柄は「六通柄」が主流です。「六通柄」は内側に隠れる部分が「中無地」と呼ばれる無地になっており、結んだときの見た目は「全通柄」と変わりません。
- ・結び方の違い
- 名古屋帯は主に「一重太鼓」で結びます。扱いやすく初心者でも手軽に結べる基本的な結び方です。普段の着物はもちろん「不幸が重ならないように」との意味を込めて、不祝儀の際に結ばれます。
一方、名古屋帯よりも長い袋帯は、太鼓部分を二重にする「二重太鼓」で結びます。「幸福が重なるように」の願いを込めて、お祝いの際に使われます。
- ・使用する場面の違い
- 名古屋帯は「小紋」や「紬」に合わせてカジュアルに着物を楽しむときや、「一重太鼓」という結び方の特徴から弔事に使われます。
一方、袋帯は「留袖」や「振袖」「色無地」「付け下げ」などに合わせて、礼装用に使われます。
サイズ直しや仕立て直しで着物を長く楽しもう!
着物は、着る人や用途に合わせてサイズ直しや仕立て直しを行って、長く楽しむことができます。
ご家族から受け継いだ着物をお直しして使い続けたいという方は、ぜひ和衣庵にお任せください。京都の和衣庵では、着物の仕立て直し・サイズ直しにも対応しております。
寸法を変えることはもちろん、着物から羽織を作るなどの対応も可能です。
着物のお直しに関するご依頼なら、ぜひ和衣庵へお問い合わせください。
着物のお仕立・仕立て直し、お直し・クリーニングならお任せ!
京都の着物なんでも屋さん「和衣庵」 よくあるご質問
寸法がわからないのですが仕立ては可能ですか?
可能です。身長と、ヒップをお知らせください。裄は身長の平均を取ります。手が長いとか短いとかございましたら合わせてお知らせください。
ミシン仕立ては全部ミシンで縫うのですか?
直線部分はミシンです。衿や、裾などは手でくけますので表にミシン目が見えることはありません。
仕上がりまでの流れを教えてください。
まずネットでご注文いただき、メールの指示通りにお着物をお送りください。到着後に確認メールを送付し、検品・見積もり後、問題なければ加工に進みます。仕上がり次第、ご連絡し発送します。
丸洗いではどんな汚れが落ちますか?
油性の汚れ(ファンデーションなど)が落ちやすいです。水シミ、泥はね、飲み類は丸洗いでは落ちにくいです。別途しみ抜きの作業が必要なことが多いです。
胴裏の黄変や、表地のヤケなどは丸洗いでは改善しません。着用時のチリほこりや、全体の軽い汚れは落ちますのでしばらく着用がない場合は、丸洗いしてからタンスにしまうことをお勧めします。汚れを残したままですと、シミや虫くいの原因となります。
京都で着物のお直し・クリーニングをお考えなら和衣庵
店舗名 | 着物なんでも屋さん 和衣庵 |
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販売事業者名 | 株式会社舎那利 |
販売責任者名 | 臼井 亜希子 |
住所 | 〒615-0051 京都府京都市右京区西院安塚町24 |
電話番号 | 075-323-2333 |
FAX | 075-323-2339 |
メール | info@wagoromoan.com |
URL | https://wagoromoan.com/ |
営業時間 | 月ー土 10:00-18:00 |
定休日 | 日祝祭日 |
お店からのアクセス | 阪急「西院」駅から徒歩10分 / 市バス「四条葛野大路」から徒歩1分 |
駐車場 | 有り |
古物商営業許可 | 古物商許可番号 第611281530001号 |